初心者必見!?結婚式で失敗しない一眼レフカメラの撮影テクニック~応用編~

先日「初心者必見!?結婚式で失敗しない一眼レフカメラの撮影テクニック~基礎編~」を投稿しました。内容的にいろいろと書きましたが、前回の話ではとにかく「ピンボケさせない、適正な露出で撮る」ということを伝えました(たぶん伝えたと思う汗)。なので、今回はその「応用編」といきましょう。私の経験上ですが、結婚式では「喜ばれる写真」がありますので、その辺りも詳しく紹介します!

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全体の流れの中での撮影ポイント

まずは全体の流れの中でも撮影ポイントを確認しましょう。「喜ばれる写真」を撮るには「誰が見る写真」なのかをよく考える必要があります。当然「新郎・新婦」の為に撮る写真が喜ばれます。しかし、通常はプロのカメラマンがいい写真をちゃんと撮ってくれますので、初心者やアマチュアが撮るべきは、プロの撮らない写真です!

①結婚式前の準備の時間

プロのカメラマンは契約外の時間です(笑)要するにこの時間に撮影をできるのは新郎新婦とよっぽど仲が良い友人等です。自分の結婚式のときもそうでしたが、準備が始まると、この時間のことってほとんど覚えていません。式場の人に言われるがままで、どんどん時間と準備が整っていきますので、この時間を覚えておきたくても、絶対に忘れてしまいます。もし可能なら新郎新婦にお願いをして、撮影の許可をとってみてください!「準備してるところ撮られてもなぁ」ってなるかもしれませんが、そこはうまく交渉をして許可をとりましょう!「準備の時間記録してる奴なんて誰もいないからハプニングとかあったら後でネタになるって!!」と猛アピールです!

②親族顔合わせ

これは参加しないほうがいいでしょう。新郎新婦から依頼があれば撮影に同行したほうがいいですが、関係ない部外者が入るとちょっと気まずいかも(汗)

③結婚式

ここも基本はプロに任せるべきです。厳格な式の雰囲気は絶対に壊してはいけません。もし、撮るなら自席から望遠レンズで新郎新婦を狙いましょう!もしくは式に夢中になっている綺麗な女性の横顔を狙いましょう!ただし、女性を撮るときはちゃんと許可をとらないと盗撮扱いされてしまう可能性があります。盗撮に思われない為のテクニックとしては常に撮りまくることと、一緒(普通の参列者と同じよう)に式を楽しむ余裕があることです。あと、式の前から写真を撮りまくり、あえて目立っておくことをお勧め致します。一眼レフを持って写真を撮りまくっていると、たいていの人は手伝ってくれるようになりますよ!

④結婚式~披露宴待機時間

式が終わり、披露宴会場で新郎新婦を待機するこの時間は「結婚式前の準備の時間」と基本は同じです。もし新郎新婦の準備の時間を撮れるのであれば撮りにいくべきですが、この時間を使って記念撮影(プロが撮影)している可能性が高いので、邪魔をしてはいけません。なので、披露宴会場で新郎新婦を待つ皆の様子を撮影しましょう。また会場の様子や新郎新婦の席(高砂)の様子も細かく撮影をしておきましょう。おそらくこの時間の明るさは新郎新婦の職場の上司などが挨拶をする時間と同じ照明のはずです。適当な人物を撮りながら撮影のシミュレーションしておきましょう。

⑤披露宴

新郎新婦の会社の人の挨拶

個人的には全然面白くない撮影のポイントです。あくびをしている子供や暇そうにしている人を見つけてこっそり「素の顔」を撮ってしまいましょう。ただ、挨拶をしている人も緊張をしており、あまり動いていると挨拶をしにくいので、できるだけ静かにしておきましょう。

乾杯の挨拶~歓談

さて、そろそろカメラマンの本番の時間です。乾杯自体は一緒に乾杯しましょう!みんなで乾杯をしている様子を撮ってもうまく撮れませんので、プロに任せておきましょう。で、ここで狙い目の写真ですが、乾杯をした後は大抵新婦側の女性が新婦の所に群がります。その様子を撮ると面白いでしょう。ついでに、新婦と一緒にデジカメやスマホで撮りたがるのでここで撮影をしまくってあげると、あとで仲良くなって撮影に協力をしてくれるようになりますので、ぜひコミュニケーションをとってみてください!(出会いになるかもしれないし!)

ケーキカット

先ほど同様、全員カメラを持ってケーキの前に群がります。普段写真を撮らない人もここだけは外せない!!と前に集合しています!ここでの撮影ポイントは先ほど同様ケーキカット撮影に群がっている人を撮ることです。おそらく、芸能人で無い一般人として一番写真を撮られる瞬間です。一体何人の人が撮っているのでしょうか。後で人数を数えられるような写真が面白いですよね!?

お色直し~プロフィールビデオ

さて、高砂の周りが落ち着いてくると新婦が先にお色直しに行きます。その後新郎もお色直しをしますね!ここで高砂が空いていますので、面白写真のチャンスです!新郎や新婦のいない高砂に友人同士でもいいですし、どこかのご夫婦でもよいでしょう。まるで新郎新婦の様な乾杯の写真を撮ってしまいましょう!指輪を見せつけるような写真でも面白いですね!お決まりのポーズのジョーク写真になりますが、全力でポーズするのがポイントです。新郎に扮した友人が何故かビールを注がれている写真をみたら結構面白いと思います!

新郎新婦再入場

さてさて、冗談はさておき、お色直しから戻った新郎新婦を一番最初に狙う方法があります。それはプロフィールビデオ中に入場口に出てしまうことです。大抵はここでお色直しを終えて扉の前で待機していますので、そこがねらい目です。入場してくるところは皆が撮りますので、まかせてしまいましょう。ここでは新郎新婦に面白ポーズ等をしてもらい、誰も撮れない一枚を狙いましょう!ただし、新郎新婦を案内するスタッフ(通称キャプテン)に話を通しておかないと怒られるので注意が必要です。事前にコミュニケーションを取り、協力をしてもらえるように配慮が必要です。突然行くと怒られます。こないだは勝手に行ったら怒られました(笑)

キャンドルサービス~各テーブル記念撮影

結婚式では全員で記念撮影をするっていうことはしないと思います。ただ各テーブルごとに新郎新婦と記念撮影をすることがありますので、プロカメラマンと一緒に回っても面白いかもしれませんね!

余興や新婦か新郎のサプライズ

ここでは狙える写真はこれ!皆が楽しんでいる様子を新郎新婦の背後から撮影しましょう。もし新郎が新婦に手紙等用意をしていれば、その手紙を読んでいる新郎の後ろから新婦を撮影しても喜ばれるでしょう。あとは離れたところから新郎新婦が楽しそうに会話している写真なども喜ばれます!

花嫁の手紙

さて、楽しかった披露宴も仕上げに突入です!結婚式といえばもうこれです。これ以上の感動のポイントはありませんね!?でもこのポイントでの撮影はかなり難しいです。泣いている花嫁を綺麗に撮るのってけっこう難しいです。技術的ではなく絵的に難しいんですよ。ここは「結婚式」同様の厳格なシーンでもあります。会場の雰囲気を壊してはいけませんので、こっそりとキャンドルを画角内にぼかしていれて新婦を静かに撮影しましょう。

親族(新郎)挨拶~お見送り

花嫁の手紙と一緒ですが、やはり雰囲気を壊してはいけません!ここでは会場の雰囲気等を収めたらさっさと撤収しましょう!

喜ばれる写真のポイント

さんざん色々と書いてきましたが、喜ばれる写真のポイントをおさらいしておきましょう。

必ず目線を集める!

これは大事です。あえて「視線のきていない写真」を狙って撮っている分には問題ありませんが、ケーキカットをしている新郎新婦を目線を集めずに撮影をすると、何を撮影したいか不明な写真になってしまいます。女の子を撮影するときも視線を集めずに撮影をすれば盗撮です。なので撮影することを猛アピールし、視線集めた写真を撮ってください!ちゃんと声をかけることによって女の子も心の準備ができていい写真に仕上がりますよ!

誰も撮らない写真を撮る!

プロが撮る写真は当然万人受けする写真です。しかもうまい!初心者カメラマン撮影して喜ばれる写真は誰も撮らない写真も撮ることです。奇抜なショットばかり狙うわけではありませんが、「ケーキカットしているところを撮ろうとしている人を撮る」みたいなのは後でかなり面白い写真になります。

とにかく枚数を撮る!

ミスしたっていいんです!とにかくたくさん撮りましょう!デジタルですから、いくら撮影したっていいんです!とにかく写真をたくさん撮ることで技術も上がりますし、場慣れしてきますから、落ち着いて撮影できるようになります。

楽しく撮る!

一眼レフを撮るときって撮影に必死になってしまいがちです。そこで忘れがちなのが式や宴会にしっかりと参加して楽しむ事です。カメラマンが笑顔だと皆笑顔になります!突然真顔で「写真、撮ってもいいですか?」なんて言われたら女性だったら恐怖以外の何物でもありません。笑顔で「撮りますねぇ~」って言ったほうが気軽でいいです!

まずは自分がちゃんと楽しむことによって、場が和みますよ!

撮影した写真はすぐに渡してあげる!

撮影した写真をそのまま渡すのは私は怖くてできません。暗すぎたり明るすぎたりボケたりしている写真が多く入っていると見る方も疲れてしまうからです。ちなみにですが、撮影時にRAWモードで撮影することをお勧めします。メーカー純正のRAW現像ソフトが付いているはずなのでそこで後からホワイトバランスを変えたりと調整ができます。一枚一枚ちゃんと確認をして渡してあげると真心が伝わります。(撮影内容をみて課題を見つけて直していけば自分の技術の向上にもつながります。)喜んでくれる人の顔を浮かべながら作業をすればすぐに終わりますよね!

まとめ

いかがでしたか!?初心者だからって気負うことは何もありません。プロが撮影してくれていますから、まずは自分が楽しむ事が大事です。プロが撮影しないポイントがありましたね!?新郎新婦の為に、最高の写真が撮れるように実践してみましょう!数を撮らないと、写真も安定しませんからね!

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